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宮元啓一著「わかる仏教史」

を読みました。哲学者の書いた仏教に関する本。
今日は、この感想を書きます。

あらすじ
仏教の成立したインド、当時の思想的風潮。
ゴーダマ・ブッタの生い立ち。
時代や各宗派による考えの違いと、その理由。
などについて書いてあります。

大変、勉強になりました。
この本によると、現代に残っている各宗派の教えと
(特に日本で主流な大乗仏教)
ゴーダマ・ブッタ存命中の教えには、大きな食い違いがあるそうです。
内容がスゴク濃くて、1ページに書いてある内容だけでも、一冊の本になりそう。
その濃い話を簡潔に分かりやすく書いてあります。
初期仏教(ゴーダマ・ブッタと直接の弟子達が現役の頃)の考えには
深い感銘を受けました。参考にしたいと思います。

特に『善を行い、悪を行ってはいけない』という事が
目的ではなく、智慧を悟るための修行の準備体操と
説明しているトコロが面白いですね。
善を行えば心が安定し、悪を行えば心は波立つ。
善を行って、精神を安定させて居なければ
修行の準備段階に入れない。精神を安定した後、
物事を冷静に深く洞察し、とことん考える事から
智慧を悟る事ができる。
だから修行の初心者は善を行わなければいけない。
という話でした。

他にも、日本に伝わっている大乗仏教が推奨している
無我の境地みたいな『深く考える事ととは正反対の修行』では
生まれ持っている生存欲求を滅ぼす事(智慧の悟り)は
出来ないという話は衝撃的です。

私の表現は下手ですけど、感想を書くとこんな感じ。
あくまで、本に書いてあった内容に関する感想です。
特に大乗仏教の件は、実際の教えと異なるかも知れません。


この本を読んで、昔の話を思い出しました。
私が学生のころ、テレビのニュース番組を母と見ていた時の話です。
少年法の改正の話題だったと思います。そのニュースでは
中学生の犯罪者が「悪い事をするには、少年法に守られる今がチャンス。」
という発言をしたと伝えていました。
その時、母に「もしも『人殺しはなんで悪いの?』って聞かれたら、アンタは何て答える?」
と聞かれて、社会的立場とか損得とか、そういう返事をしました。

今なら、もうちょっと別の返事をする事が出来るかも知れません。



※特別に思想的宗教的な考えを明確に持っているわけではありません。
 特定宗教の信仰もありませんし、宗教を否定する考えもありません。



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Posted by 大塚祥仁 at 2009年01月11日 10:17│Comments(0)プライベート
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宮元啓一著「わかる仏教史」
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